有効求人倍率1.51倍、3ヶ月連続でバブル期を超える数値
厚生労働省が2017年7月28日に発表した2017年6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.51倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇。
過去4か月連続上昇となり、1974年2月以来43年4か月振りの高水準となりました。
厚生労働省によるとバブル期の最高値は1990年7月に記録した1.46倍。
2017年の4月にバブル期を超える1.48倍となってから、さらに上昇を続け、3ヶ月連続でバブル期を超える数値となっています。
有効求人倍率とは、公共職業安定所(ハローワーク)で扱った月間有効求人数を月間有効求職者数で割ったものであり、一般に景気の良し悪しを判断する数値としても参考にされ、雇用動向を把握するのに適していると言われています。
つまり仕事を探している人1人に対してどのくらいの求人があるのかを示したもので、有効求人倍率が1倍を超える場合は好況、1倍を切る場合は不況とされています。
ちなみに、有効求人倍率は公共職業安定所(ハローワーク)で扱った求人数、求職者数なので、新卒者に関する求人、求職は含まれません。
以下は、過去1年間の有効求人倍率の変化をグラフにしたものです。
右肩上がりで、景気回復に向かっていることがわかりますね。
景気回復が見えてくる中、いい人材獲得のための施策をしているか、していないか。
これは今後大きな差を生むことになるかもしれません。
採用力アップを目指して、採用ホームページにも力を入れて採用活動に取り組んでいきたいですね。