学生が企業の情報やメッセージを読んで「わかりやすかったな」「参考になったな」といい印象を受け、より記憶に残してもらうには、あまり難しい言葉を並べないことが大切です。
さらに記憶に印象深く残すには①数字を強調して示す、②イラストや写真を使うことで効果が出ます。
これまでの学生からの紹介記事を読んでいると、そう感じました。
難語が続くと途中で読むのをやめたり、あまり理解が深まっていなかったりして、最終的に伝えたいことがよく伝わっていないかもしれません。
できるだけ学生の目線で、素人にもわかるような言葉のほうがいいですね。
ただし、専門的な知識を必要とする仕事だったり、レベルの高い学生に来てほしいという場合は、あえて堅い文章で説明するのもいいと思います。
一般的にエントリー窓口を広くしたい場合は、わかりやすさを重視することをおすすめします。
そして、せっかくなら学生の記憶により残るほうがいいですよね。
例をあげながら比較していきたいと思います。
①数字を強調して示す
自社にとってアピールできそうな数値があれば、その数字を全面に打ち出しましょう。
説明する文章の中に何気なく出てくる数字でも、表示の仕方を変えるだけで、学生の目にとまりやすくなると思います。
例としてあげるのは「タマノイ酢株式会社」の採用ホームページの一部で、タイトルは“数字でわかるタマノイ酢”。
歴史と伝統がある会社であること、若手が最前線で活躍していること、職場環境や働き方などを、数字とイラストを使って表現していました。
左側が実際のもので、右側が数字を大きくせずイラストもなくしたもの。
いかがですか。
左側のほうが、目をひき、“2年目”という若手情報を印象づけていると思いませんか。
数字が大きく強調されているだけでなく、イラストも入っているのでより見やすさも感じます。
②イラストや写真を使う
伝えたい内容の文章にイラストや写真を挿入するだけでも効果あります。
一目見て、何を伝えようとしているのか、どんな内容が書かれているのかを想像できることは、学生の目にとまるどうかに差が出るのではないでしょうか。
以下にあげた例は「株式会社リスペクト」の採用ホームページの一部です。
左側が実際のもので、右側はイラストをつけなかったもの。
これは、チームワークの良さを伝える内容になっていますが、第一印象でどちらがその内容が早く伝わり印象づけられるかと考えると、やはり左のイラスト入りですよね!
最後にもうひとつ、数字と写真の両方を使っている例をあげます。
「株式会社グッドライフOS」のホームページで、どんな会社なのかを数字とグラフで紹介されています。
数字を強調し、写真などを入れることで、印象に残りやすくなっていると思います。
このように、自分の会社で何気なく紹介していることでも、数字を目立たせたり、イラストや写真を入れたり、少し見せ方を工夫すると学生の記憶にも残りやすくなります。
(上記内容は記事作成時点のものです。サイト情報が変わっている場合もあります)