採用ホームページで学生の目に留まるものに“他の会社にはないもの”が挙げられます。
これまで「いいなと思った採用ホームページ」を紹介してくれた学生さんの多くも、会社独自の取り組みや制度に魅力を感じていました。
今回は“自社ならでは”の見せ方や見つけ方の例をいくつかお伝えします。
■興味深いタイトルをつけると他社との違いが出る
取り組んでいることや制度はいくつかあるけれど独自とは言えないかも、という場合は名称を工夫して、自社独自風に変身させましょう。
過去の例からも、タイトルに興味がわくものが多い傾向があります。
もう一度例を挙げてみますね。
現役社員がさまざまなテーマごとに座談会を催し、そのもようをアップした「CROSS TALK 座談会」
会社の価値観や日頃からの心がけをわかりやすく表す「ハンサム20ヶ条」
社員の性格を4つの大型類人猿に当てはめて行う研修「類人猿分類・人間塾」
新人もベテランも関係なく改善案やアイデアを意見できる仕組み「一万改善プロジェクト」
いかがですか。タイトルから「どういうものなんだろう!?」と気になりませんか。
似たような取り組みだとしても、名称をアレンジすると興味深いものになると思います。
■会社の特徴探しをすると、アピールポイントが作り出せる
独自のものがなかなか思いつかないときは“会社の自慢できることや特徴”からヒントをもらいましょう。
そこから“自社ならでは”を作り出してみませんか。
いくつか例をあげてみます。
「目立った制度はないけれど社員同士の仲はいい」
⇒それなら人間関係の良さがアピールできる社員を集めてアルバム風なページを作ってみるのはどうでしょう。
「そういえば、最近育休から復帰した女性社員が何人かいたなぁ」
⇒それでは、働くママの座談会を開いてみませんか。
さらにこれから産休に入る方がいるならぜひその方も交えたものにすると、もっとリアルな感じになっていいと思います。
「最近オフィスをリニューアルした」
⇒キレイなオフィスの写真掲載でも、アピールのひとつになりますよ!
「苦労したことや大変なことしか思いつかない・・・」
⇒プラス思考に考えてみませんか。それをアニメ化や物語風の動画やマンガにして、苦労を乗り越えた体験話にすると仕事の情熱がきっと伝わりますよ。
過去の学生さんの投稿でも、このようなものがありました。
贅沢な雰囲気を醸し出すオフィスの写真から、「こんな空間で働けたら落ち着くし、メリハリをつけて仕事ができそう」
さまざまな社内交流やイベント・活動が載っている社内報から、「全職種の全社員とコミュニケーションを図ることができるので、会社全体の繋がりがあり楽しそう」
会社の特徴や自慢できることを改めて探してみたり、最近の社内の雰囲気や近況を振り返ったりしてみませんか。
またマイナスに思えることもプラス思考に変えて考えると、自社アピールになるかもしれません。
それを学生が見てみようと思えるインパクトのある写真やフレーズで紹介して、うまく宣伝しましょう。