前回、採用ホームページをより多くの学生に見てもらうためには、「視覚的に楽しめるものにする」ことが重要というお話をさせていただきました。
でも、
「具体的にはどうしたらいい?」
「簡単に試せることはない?」
と思った方もいると思います。
そのひとつの例は、背景に写真やイラストを載せて、より印象づけること。
興味をひき、読んでみようと思わせることです。
今回は、学生の紹介してくれたホームページの中から、インパクトを与えるためのヒントになる例を2つご紹介します。
まず一つ目は、スーパーマーケット「エブリイ」を運営している「エブリイホーミイホールディングス」の採用メッセージです。
左側が実際の採用メッセージ。右側は背景の写真をなくしたもの。
「あたりまえを売るな。」というメッセージだけでも意外性があり興味をひきますが、そのバックに野菜を持つ写真があるかないかで、イメージがずいぶん違って見えます。
背景が無地よりもインパクトが出て、印象に残りませんか。
2つ目の例は、スポーツ選手のマネジメントやプロチーム興行支援などスポーツ市場の未来に携わる会社「マーススポーツエージェント」のホームページの一部です。
上段が実際のもので、下段は背景の炎をなくしたものです。
学生さんは、このページから「炎を使った背景からスポーツに対する情熱が伝わってきて、興味がわき、自分の思いも熱くなった」と話しています。
炎のないものと比較すると、その印象の違いは明らかですよね。
例を見ていただけると、少しイメージができた方もいるのではないでしょうか。
伝えたいことの背景にインパクトのある写真をつけるだけで、見ている学生の気持ちが変化する可能性大です!
伝えたい思いを表すもの、目をひくもの、おもしろいと思えるものなどの写真を載せるという、まずは簡単なところから始めてみるのもいいと思います。