採用活動が厳しい中、企業が就職情報サイトへ掲載する内容に変化はあるのでしょうか。
基本的な情報だけでなく、詳しい内容を掲載する企業が増えているかどうか、気になる方もいるでしょう。
そこで昨年同様、マイナビ2019に掲載している企業のうち、広島に本社がある企業503社(2018年6月末時点)を対象に、各企業ページの情報タブの数を調べました。
結論からいうと、基本的な情報と説明会情報を掲載している企業が昨年(マイナビ2018)とほぼ変わらず、多いです!
つまり、学生はより詳しい情報を求めて会社のホームページや採用サイトを検索する可能性が高いことにもつながるでしょう。
会社概要と採用データのみを掲載する企業が約3割。そこにひとつだけ情報タブを付加する企業が全体の約5割を占める結果に。
では、詳しい数値を見ていきましょう。
マイナビの各企業ページには以下の情報タブが存在しています。
「会社概要」と「採用データ」は、基本的にどの企業にもあります。
「説明会・セミナー」「取材・特集」「先輩情報」「ギモンに回答」「企業マイページ」という5種類のタブは、企業によってあったりなかったり。
つまり、この付加部分の情報が多いと、学生にとって知りたい内容も多い、ということになりますね。
どの企業にもある「会社概要」「採用データ」を“基本情報”とし、それにいくつの情報タブが付加されているかを調べた結果がこちら。
約3割の企業が「会社概要」と「採用データ」の“基本情報”のみを載せていました。
そして、その“基本情報”にひとつだけ情報を付加している企業が約半数を占める結果に。
このひとつだけ載せる付加情報では、「説明会・セミナー」が圧倒的に多いです。
学生に来てもらう入り口ですから、「説明会・セミナー」情報を付加する企業が多くのなるのでしょう。
ちなみに、昨年の結果はこちら。
「会社概要」と「採用データ」の“基本情報”のみが、約3割。
付加情報をひとつ載せる企業が4割、という結果でした。
気になった企業の採用ホームページを検索した学生を逃さないために! 採用サイトがあると好印象!
この結果から感じたことは、マイナビでは「基本情報+説明会・セミナー情報」という比較的最低限の情報を載せる企業がまだまだ多いということ。
つまり、マイナビを見て興味をもった学生は、さらなる情報を得るために会社のホームページを検索する可能性も高いでしょう。
その時に、採用サイトをあると印象もぐっとよくなり有利です。
採用専用サイトを持つ企業は、昨年と比較しても増えているので、乗り遅れないようにしたいですね。
(採用専用サイト保持率に関する記事はこちら→「採用サイトをもつ企業はじわじわ増えている!? 昨年2割だったのが今年は3割弱に!」)