採用ホームページの社員紹介では、社員の写真がほぼ必須ですよね。
過去に写真の撮り方や載せ方の工夫について取り上げたことがありますが、もう少し具体的に、ステキな写真を撮るコツをまとめてみたいと思います。
今回は、写真を撮る上で最も重要ともいえる「光の当たり方」についてです。
光の向きは大きく分けて3つ。
影が後ろにできる「順光」、影が横にできる「斜光・サイド光」、影が手前にできる「逆光」です。
この光と影の状況に合わせた撮影方法をすれば、とてもいい写真が撮れます。
それぞれにメリットとデメリットはありますが、ここでは社員紹介のための写真ということを基本に、特に男性がかっこよく印象的に見える撮り方を考えていきたいと思います。
光は横か斜め前から当たるのがベスト。
横もしくは斜め前から光が当たることで、顔に立体感が出ます。
メリハリも出て、シャープに見え、小顔効果アリです。
室内であれば、晴れた日の窓際がいいですね。
真上から光が当たることが一番よくないので、間違っても蛍光灯の真下で撮影することはやめましょう。
目がはれぼったくなり貧相に見えてしまいます。
そして、明るくしようとフラッシュをたいてしまいがちですが、実はこれもNG。
顔の立体感がなくなり、のっぺりとした印象の写真になってしまいます。
例えば次の写真。
左が蛍光灯の下で撮影した写真、右が窓際で撮影した写真です。
いかがですか。
左の写真は、上から当たる光のせいで目の周りや口周りに影ができ、表情全体が暗い印象を受けます。
一方で右の写真は、向かって左から窓の自然光が当たることで鼻筋も通り、明るい印象を受けますね。
屋外の場合、光の強さにも注意。
屋外で撮影する場合も、どこから光が当たっているかを気にしてみてください。
光の方向だけでなく、光の強さと影の存在にも注意が必要です。
横や斜め前から光が当たるベストポジションでも、顔に直接強めの光が当たっているためテカリが出てしまうこともあります。
そうすると、皮脂や汗をイメージさせてしまうかもしれないので気をつけましょう。
また、角度によっては顔に大きな影ができることもあるので、位置をうまく調整して、ベストな位置を探しましょう。
一般的には失敗と言われる逆光は、女性の場合は肌や髪がふんわり柔らかく見えていい効果もあるようです。
しかし男性は、弱々しい印象に写る可能性もあるので避けましょう。
最後に、光の向きのメリット・デメリット・撮影する注意点をまとめました。
撮りたいイメージに近い光を探してみてください。