【最新・採用ホームページ好感度ランキング】2023年卒の就活生が好印象をもった採用サイト第1位はどの企業!?

採用活動において、自社独自の採用ホームページを持つことはもはや必須の手段。コロナ禍によって採用・就職活動のオンライン化は加速化し、採用ホームページの重要性はますます高まっているようです。

キャリタス就活を運営している株式会社ディスコが、2022年7月に毎年恒例の採用ホームページに関する調査「2023年卒 採用ホームページ好感度ランキング」を発表しました。(ディスコのHPはコチラ

2023年卒の学生を対象に就職活動中に閲覧した企業の採用ホームページの中から好印象だったものを尋ねて、ランキング形式で集計したそうです。(調査時期:2022年6月11日~16日、回答人数1,058名)

総合で最も票が多かった第1位は「ニトリ」でした。
ニトリの採用スローガンは「君の夢は、君を創る」です。ニトリは若者の夢と向き合っている姿勢を表現しています。▶ニトリの採用ホームページはコチラ

ニトリが好印象だったと回答した学生からは、こんな意見が出ていたようです。

「とにかく豊富な情報量で、ニトリの理念やキャリアへの向き合い方などを⼀から説明していることが印象的」(文系男子)

「会社の理念や仕事などがわかりやすく見やすい」(文系女子)

「仕事や社員が魅力的にアピールされており、情報量と⾒やすさが両立されていたと感じる」(理系女子)

「細かいところまで情報が記載されており、SDGs関連についても豊富に取り組み事例が掲載されていた」(文系男子)

「サイトのデザインがかわいらしく、親しみを持ちやすかった」(文系女子)

「情報が豊富。関連会社も⼀度に調べられる」(理系男子)

続けて第2位は同率で「三井住友銀行」「NTTデータ」「楽天グループ」でした。

まずは三井住友銀行の採用ホームページと学生の意見です。

三井住友銀行の採用スローガンは「いい子になるな、いい個になれ」。カッコイイですね。▶三井住友銀行の採用ホームページはコチラ

「メッセージ性が強く、登場する社員が多かった。そのため銀行の業務の多様性が伝わった」(文系女子)

「動画が充実していた」(文系男子)

「ホームページの見やすさとデザイン性が両立されていた」(文系男子)

「社員紹介が充実していてコンテンツとして面白かった」(文系男子)

「最先端なビジネスをやっていることがデザインから伝わってきた」(文系女子)

「とにかくグラフィックがよく分かりやすかった」(文系男子)

次のNTTデータの採用ホームページと学生の意見です。

NTTデータの採用スローガンは「世界を変える、変わらぬ信念。」。スケールが大きいですね。NTTデータの採用ホームページはコチラ

「採用メッセージが入ってきやすいレイアウトが印象的」(文系男子)

「情報が過不足なく記されていた」(理系男子)

「スタイリッシュな感じがかっこいい」(理系女子)

「情報量が多く業界研究・企業研究の両方に役立った」(文系女子)

「職種ごとの業務フローがわかりやすかった」(理系女子)

「ホームページを見ると、まず業界について紹介するページがあり、また、NTTデータについて、図や数字などでわかりやすいように紹介されていた」(理系女子)

最後に、楽天グループの採用ホームページと学生の意見です。

楽天グループの採用スローガンは「EMPOWERMENT」。楽天グループの採用ホームページはコチラ

「非常に見やすく華やかに構成されており、社員インタビューの量が非常に多い」(文系男子)

「さまざまな内容が盛り込まれていて、インターンシップ応募の際に参考にできた」(文系女子)

「楽天イノベーションというところに行っていることなど、簡単にカテゴリーから選べたりするところ」(文系女子)

「知りたい情報がすべて記載してあった。オフィスの充実度や福利厚生など」(文系女子)

「どこを見ればインターンや本選考の情報が知れるのか、わかりやすかった」(理系男子)

「事業内容がわかりやすい」(文系女子)

これらの学生たちの意見を見てみると、採用ホームページは「情報量」が大事なようです。コロナ禍によって、就職活動書記は特に直接対面・訪問する機会が激減。そのため、採用ホームページで事業内容や仕事内容、会社の方針、そして社員紹介や会社の雰囲気など、パソコンやスマートフォンの閲覧時点でしっかりと理解を深めたいという学生たちのキモチがあるのではないでしょうか。

実際、今回の調査結果にある「採用ホームページの閲覧度合」を見てみます。すると・・・。

株式会社ディスコ「2023年卒 採用ホームページ好感度ランキング」調査結果より

採用ホームページを「かなり目を通した」が約70%です。2022年卒者よりも5%も上昇しています。さらに、コーポレートサイトも「かなり目を通した」が増えています。2022年卒者よりも8%、2021年卒者よりも13%も上がっています。

ほか、「採用ホームページで重要な要素」の調査結果もありました。コチラです。

株式会社ディスコ「2023年卒 採用ホームページ好感度ランキング」調査結果より

「見やすい」(何がどこにあるのかわかりやすい)「情報量が多い」(コンテンツが充実している)が圧倒多数です。

いま、2024年卒者向けの採用活動に向けて、採用ホームページを新たに制作したり、リニューアルを考えている企業が多いと思います。毎年、大きく変化する学生のキモチを意識した作り方が大事なようですね。それでは好感度が上がる採用ホームページをめざしてください。