学生に実際の企業で就業体験できる機会を与える制度であるインターンシップは、主に大学3年生を対象とし、夏休みや春休みに行われるものが多いようです。
2017年6月1日、さまざまな2019年度新卒向けインターンシップサイトがオープンし、代表的なサイトであるマイナビやリクナビへの掲載社数は年々増加傾向にあります。
こういったサイトへ情報を掲載している企業や、会社のホームページにテキスト形式だけで案内を載せている企業が多い中、近年インターンシップ専用のサイトを持つ企業が見られるようになってきています。
例えばこちらのページ。
株式会社武蔵野のインターンシップサイトの一部です。
「この夏、君に武器を授けよう」
「超・実践力を磨ける、1dayインターン」
どちらも、学生の興味をそそるフレーズですね。
内容は、基本的な日時やタイムテーブル、活動内容などが書かれていますが、テキスト形式だけで案内されるより、なんだかワクワク感が高まる気がします。
次の例は、株式会社サイバーエージェントのインターンシップサイトの一部。
この会社は、インターンシップ参加者から優秀者が選ばれ、さらなる経験ができるという選抜型です。
過去の参加者へのインタビュー記事が読めるようになっているので、取り組む雰囲気などを知ることができ、参考になります。
学生にとっては、実際に社会で働くことで就職へのイメージが明確にでき、進路を決める上での貴重な体験になります。
また、企業側にとっても、優秀な人材確保や適性判断につながります。
インターンシップへの参加をきっかけに、そのまま就職へ結びつくケースも増えているという話もよく聞くので、新卒採用においてインターンシップの重要性は今後も高まっていくでしょう。
多くの企業のインターンシップ情報の中から、いかに学生に興味を持たせ、参加してみたいと思わせるか。
自社独自のインターンシップサイトを持って、他社と差をつけることも大切になってくるようです。