採用活動において、独自の採用ホームページを持つことは他社と差をつけるための有効な手段。コロナ禍において、採用ホームページの重要性はますます高まっているようです。
キャリタス就活を運営している株式会社ディスコが、8月24日に採用ホームページに関する調査「2021年卒 採用ホームページ好感度ランキング」を発表しました。(ディスコのHPはコチラ)
2021年卒の学生を対象に就職活動中に閲覧した企業の採用ホームページの中から好印象だったものを尋ねて、ランキング形式で集計したそうです。(調査時期:2020年7月10日~7月15日、回答人数1,115名)
総合で最も票が多かった第1位は「ソニー」でした。
ソニーが好印象だったと回答した学生からは、
〇求める人物像が明確 〇直感的に「働きたい」と思わせるような文言とデザイン 〇デザインがおしゃれ 〇社員紹介が充実している 〇職種別に分かれていて内容が⾒やすい 〇欲しい情報の場所がわかりやすかった
などのコメントが出ています。
続けて第2位は「NTTデータ」、第3位は「Sky」、第4位は同率で「三井物産」と「日立製作所」でした。
「NTTデータ」に対しては 〇社員紹介やプロジェクト紹介などコンテンツが豊富 〇テーマごとに⾒やすく分類されていた、「Sky」には 〇ポップな⾒た目で⾒栄えが良かった 〇多くの社員の具体的な働き方が掲載してあった、「三井物産」には 〇社員紹介が充実 〇全体的にシックでかっこいい、「日立製作所」には 〇デザインが良く、求めている情報に最もアクセスしやすかった、などのコメントがありました。
コメントをみると、やはり社員紹介の充実さは重要のようです。イメージがわきやすいこと、さらにデザイン性の高さもポイントですね。ほしい情報の探しやすさも学生にとって好印象となるみたいです。
今回の調査では、採用ホームページの閲覧度合も尋ねており、「かなり目を通した」の割合が昨年の調査(48.1%)→今年の調査(63.5%)と、大幅に増加していました。今年はコロナ禍の影響で会社説明会の機会が減ったこともあり、採用ホームページからの情報収集の必要性が高まったと思われます。
学生がどんな項目に好印象を持つのか参考にして、自社の採用ホームページをより好感度の高いものにし、よりよい採用活動につなげていきましょう。