コーポレートサイトや採用ホームページで、企業名やメインメッセージ、採用コンセプトなどをトップ画面に大きく載せている企業は多いですよね。
インパクトのあるフレーズだったり、強い気持ちを感じる言葉だったり。
せっかくなら、学生の目にもとまりやすくしたいし、記憶にも残してもらえるものにしたいと思う方も多いはず。
そのためには、どのように表示したらいいのでしょう。
ただ大きな文字で表示するだけではインパクトに欠けるかもしれないし、文字の字体や色、現れ方など、どのようにしたらいいのか悩むと思います。
そこで今回は、コーポレートサイトや採用ホームページのメインメッセージの表示方法に工夫がみられ、印象に残った現れ方をしたサイトをまとめてみました。
(スマートフォンの場合は、お伝えしたように表示されないことがあります)
■朝日広告社
総合広告会社である朝日広告社(ASAKO)のコーポレートサイト。
何もない真っ白な画面の左側から一本の赤い線が現れ、その線が社名である“ASAKO”を書き上げていくというもの。
思わず目で追ってしまうユニークな表示方法だなと思いました。
■R&C株式会社
総合保険代理店である「R&C株式会社」のコーポレートサイト。
中央にある言葉「守り続けたいもの」が、一文字ずつ揺れながら現れます。
ゆっくり表示されるので、やさしさを感じますね。
背景の画像ともマッチした印象でした。
■大栄鉄工所
創業から約半世紀にわたり、鉄骨分野だけに注力して事業展開してきた「大栄鉄工所」のコーポレートサイト。
ここでは、文字が現れる前に、まず中央に一本の線が引かれます。
その線を地面に例えると、そこから芽が出てくるように“THE SOUL OF STEEL.”という言葉が下から現れるのです。
出方にスピード感もあり、カッコよさを感じましたね。
■野村証券株式会社
国内最大手の独立系証券会社の「野村証券」の採用ホームページ。
「すべての個性を、力に変える」という文字が、一文字ずつランダムに表示されます。
表示されるときは、画面奥からにじみ出てくるような感じなので、和やかな印象です。
■株式会社タカラトミー
国内最大の玩具メーカー「株式会社タカラトミー」の採用ホームページ。
ここは、長めに変化があるトップページでした。
まず、画面いっぱいの「タカラトミーグループの挑戦状」という文字は、「タカラトミーグループの」までは一文字ずつ読む順番通りに現れます。
そのあと「挑戦状」の言葉が、画面の背景からにじみ出てくるかのように一度に表示されるのです。
さらに変化は進み、「私たちはタカラトミーグループ。・・・」という挑戦状の本文と思われる内容が、3回に分けて表示され、画面が次々と変わるので、思わず読み込んでしまいますね。
■ソフトバンク株式会社
携帯電話会社で有名な「ソフトバンク株式会社」の採用ホームページ。
画面いっぱいのメッセージ“YOU CAN CHANGE THE WORLD”が、1文字ずつ読む順番通りに現れます。
シンプルですが、大きな文字が勢いよく表示されるので、迫力がありますね。
■雪印メグミルク
牛乳や乳製品の製造・販売などを行う「雪印メグミルク」の採用ホームページ。
中央のメッセージ「MAKE A CHALLENG! ~YOUR FIELD~」の“~YOUR FIELD~”の部分が、少し浮き出た感じで揺れながら一文字ずつ流れるように現れます。
ふわっと立体感が出ていて、やわらかい感じがしますね。
いかがですか。
企業それぞれ、伝えたいイメージは違うと思います。
自社のコンセプトやカラーに合う表現方法で、学生に印象づけられるといいですね。
(上記サイトは記事作成時点のものです。お伝えしたように表示されない場合もあります)